エキシマライト
先に記載しました光線治療の機器として、徳重おかもとクリニックではエキシマライトを導入いたしました。
セラビームミニという部分照射に適したものです。
光線治療に用いられているのは、紫外線である波長290〜320nmのUVBです。大型の装置が多いのですが、近年、エキシマライトという308nmの波長が皮膚疾患の改善に効果があるとわかり、小型の機器開発も進みました。
もちろん、全身に皮膚病変がある場合、大型の機器の方が有用ですが、部分的な皮膚病変には小型のものの方が効率的に照射できるので、どちらも良い機器だと思います。照射時間は1カ所数秒から数十秒で、痛みはありません。
エキシマライトは、尋常性乾癬、尋常性白斑、アトピー性皮膚炎、菌状息肉症、円形脱毛症などで保険適応となっております。