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クローン病の診断・治療

徳重おかもとクリニックでは難病診断・治療を適切にしております。
腸管発症する難病として潰瘍性大腸炎とクローン病が類似疾患としてしられています。
これらは粘膜に慢性の 炎症 または潰瘍をひきおこす原因不明の疾患で炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease:IBD)と呼ばれます。
クローン病は大腸のみならず口腔から肛門まで消化管のどの部位にも炎症が起こる可能性がある疾患で、発症時期は10~20代が多いと言われています。
また、人口10万人あたり27人程度の発症頻度からわかるように疾患を熟知していないと適切な診断に至らないことがあります。
軽症であればメサラジンの内服での治療となります。メサラジンでコントロールが不良であれば、病態に応じてブデゾニドの内服や抗TNFα受容体拮抗薬(ヒュミラ等)での治療となります。
繰り返す腹痛・下痢、低栄養、若年での痔ろう等から診断されることがあるので御相談下さい
消化器症状には名古屋市緑区の徳重おかもとクリニックを受診下さい。

当院でのクローン病の内視鏡所見です。

小腸に潰瘍を認めます。
    
バウヒン弁に潰瘍を認めます。

横行結腸には異常は認めません。

S上結腸に縦走潰瘍をみとめます

難病センター
https://www.nanbyou.or.jp/entry/81

病態に応じて、名古屋大学病院や名古屋市立大学病院、藤田医科大学病院と連携して治療を行います
名古屋大学IBDセンター
https://www.med.nagoya-u.ac.jp/hospital/departments/ibd/
名古屋市立大学病院 消化器内科
https://w3hosp.med.nagoya-cu.ac.jp/section/department/syoukaki/
藤田医科大学病院 消化器内科
https://hospital.fujita-hu.ac.jp/department/gastrointestinal.html

大腸内視鏡の準備と流れ
https://tokushige-okamoto.com/2021/02/23/%e5%a4%a7%e8%85%b8%e5%86%85%e8%a6%96%e9%8f%a1%e6%a4%9c%e6%9f%bb%e3%81%ae%e6%ba%96%e5%82%99%e3%83%bb%e6%b5%81%e3%82%8c/
下剤を飲まない大腸内視鏡
https://tokushige-okamoto.com/2021/02/23/%e4%b8%8b%e5%89%a4%e3%82%92%e9%a3%b2%e3%81%be%e3%81%aa%e3%81%84%e5%a4%a7%e8%85%b8%e5%86%85%e8%a6%96%e9%8f%a1-2/

名古屋市天白区・緑区での負担の少ない内視鏡検査は徳重おかもとクリニック。