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潰瘍性大腸炎

徳重おかもとクリニックでは難病診断・治療を適切にしております。
腸管発症する難病として潰瘍性大腸炎とクローン病が類似疾患としてしられています。
これらは粘膜に慢性の 炎症 または潰瘍をひきおこす原因不明の疾患で炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease:IBD)と呼ばれます。
潰瘍性大腸炎は大腸粘膜に炎症を起こす、原因不明の疾患です。
病変の部位や重症度に応じて治療を施行します。
軽症例では、メサラジン(ペンタサ,アサコール,リアルダ)での治療が一般的です。
メサラジンでコントロールが難しい症例では以前はステロイドが中心的でしたが、近年ではバイオ製剤の発達によりできる限りステロイドの使用を少なくするのが一般的です。
病変がS状結腸から直腸の場合には、ブデソニド注腸剤(レクタブル®)の使用も有効です。
メサラジンとアザチオプリンの併用でコントロールの難しい場合は、バイオ製剤であるTNF阻害薬(ヒュミラ等)を使用した治療も可能です。

 潰瘍性大腸炎の画像を提示します。 

直腸にびまん性の発赤・血管透見の消失を認めます。


小腸には異常は認めません。

ヒュミラ
http://www.e-humira.jp/

難病センター
https://www.nanbyou.or.jp/entry/62
病態に応じて、名古屋大学病院や名古屋市立大学病院、藤田医科大学病院と連携して治療を行います
名古屋大学IBDセンター
https://www.med.nagoya-u.ac.jp/hospital/departments/ibd/
名古屋市立大学病院 消化器内科
https://w3hosp.med.nagoya-cu.ac.jp/section/department/syoukaki/
藤田医科大学病院 消化器内科
https://hospital.fujita-hu.ac.jp/department/gastrointestinal.html

大腸内視鏡の準備と流れ
https://tokushige-okamoto.com/2021/02/23/%e5%a4%a7%e8%85%b8%e5%86%85%e8%a6%96%e9%8f%a1%e6%a4%9c%e6%9f%bb%e3%81%ae%e6%ba%96%e5%82%99%e3%83%bb%e6%b5%81%e3%82%8c/
下剤を飲まない大腸内視鏡
https://tokushige-okamoto.com/2021/02/23/%e4%b8%8b%e5%89%a4%e3%82%92%e9%a3%b2%e3%81%be%e3%81%aa%e3%81%84%e5%a4%a7%e8%85%b8%e5%86%85%e8%a6%96%e9%8f%a1-2/

名古屋市天白区・緑区での負担の少ない内視鏡検査は徳重おかもとクリニック。